MBA志願者の方の貪欲さと執念 ①


「昔のMBA志願者の方の貪欲さや執念」といったテーマで語ると今の受験生の方にはちょっと引かれてしまうかもしれませんが、、、過去の経験を語り継ぐのは年長者の役割でもあるので、少しだけ思い出話を語ってみようと思います。

Zoomによるリモート授業などなかった時代、遠方在住という逆境の中でもガッツと根性で試験勉強を乗り越えて合格を勝ち取った方々のエピソードです。(東京都渋谷の教室で授業をしていた時代の話です)

必ず授業終了10分前に教室を走り去る女性

毎回、土曜日の夜の授業終了10分前(8時50分)になると、大急ぎで荷物をまとめて教室を走って抜け出していた女性の方がいたので、3〜4回目の授業の前に事情を尋ねてみました。

すると、その時間に教室を出ないと渋谷から宝塚市(兵庫県)まで電車と新幹線を乗り継いで終電での帰宅に間に合わないから、とのこと。

駅までの道のりや駅での乗り換えの時もひたすら全力で走っていたそうです。

片道4時間かけて通学するだけでも大変なことなのに、電車に乗っている時以外は走り続けることを前提にギリギリまで授業に出席するという執念に脱帽です。

授業の後、夜行バスで眠り翌朝に出勤

「毎週末、秋田県から通っています」という方がいたので、そんなことが可能なのかと思って通学方法を尋ねてみたところ、「電車で来て、夜行バスで帰っています」との返事。

日曜日の授業に出席するため、秋田県から電車で4時間以上かけて渋谷まで来て、帰りは7時間以上かけて夜行バスで戻るとのこと。

授業の後、日曜の夜はバスの中で眠り、月曜日の朝は帰宅せずにその足で出勤していたというからすごいです。

福岡から飛行機通学

兵庫県や秋田県をも上回る長距離通学の最高記録は福岡市から飛行機で毎週通学していた航空会社の方でした。

航空会社からの派遣生ということで交通費は会社負担だったのかもしれませんが、、、それでも、授業のために週末に1泊して、飛行機と電車を乗り継いでの長距離通学に驚きました。

四国からフェリーで大阪まで

週1回の授業のために新幹線で大阪まで出張していた時期がありました。

そのクラスに毎週、目の前の最前席を占有して授業後にも熱心に質問する方がいたので、雑談の際に背景を尋ねたところ、四国から毎週フェリーを乗り継いで大阪まで通っているとのこと。

授業後はホテルに泊まり、翌日にまたフェリーで四国に戻っていました。

海路を利用しての通学という方に初めて出会ったので、それを聞いた時にはずいぶん驚いたものでした。

中山
中山

今回は「長距離通学ランキング」のような内容になってしまいましたが、他にも「貪欲さと執念」で合格を勝ち取った方々は数多くいらっしゃいますので、また後ほどこのテーマで続きを書いてみたいと思います。

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