1.総合スコア
GMATのトータルスコアは、200点~800点で採点されます。世界の全受験者の平均スコアは約570点です。
合格審査においてGMATをどれだけ重視するかはビジネススクールによって異なりますが、いわゆるトップスクール合格のための一般的な目標スコアは600点台後半です。
GMATスコアが特に高い上位5校の合格者の平均点は720点前後になっています。
トータルスコアを決定するのは、Verbal/Quantitativeの2科目です。AWA, IRのスコアは、トータルスコアに影響しません。
総合スコアは、試験当日、受験直後に画面に表示されます。
2.Verbal / Quantitative のスコア
Verbal と Quantitative は、それぞれ6~51点で採点されます。
全受験者のVerbal平均スコアは約27点、Quantitative平均スコアは約38点です。
Verbal, Quantitativeそれぞれが何点になると、トータルスコアが何点になるかという目安は、以下の表の通りです。
Verbal/Quantitativeの実際のスコアは、1点刻みですが、表では簡略化して5点刻みで表示しています。また、Verbal, Quantitative それそれのスコアを四捨五入して計算されるため、総合スコアには±10点程度のぶれが出ます。たとえば、Verbal 30点、Quantitative 50点の場合でも、総合スコア660点だったケースや、680点だったケースがあります。
VerbalとQuantitativeのスコアも、試験終了直後に画面に表示されます。
3.AWAスコア
AWA は、0~6.0点の間で0.5点刻みで採点されます。全受験者の平均スコアは約4.3点で、一般的な目標スコアは、4~4.5点以上です。
AWAスコアは、試験後20日以内に送付されるEメール内のリンクをクリックすることで参照可能になります。
4.IRスコア
IRは、 1~8点の間で1点刻みで採点されます。全受験者の平均スコアは約4.3点で、一般的な目標スコアは5点以上です。
IRスコアは、試験終了直後に画面に表示されます。
5.パーセンタイル
GMATスコアレポートには、上記GMATスコアとともに、Percentile(パーセンタイル)またはPercentage Rankingと呼ばれる数字が表示されます。これは、より下位に何パーセント以上の受験者がいるかを示した数字です。たとえば、「90パーセンタイル」であれば、自分より下位に90%以上の受験者が存在すること、すなわち、自分が上位10%以内に入っていることを意味します。
以下のリンクは、GMAT公式ページによるスコア解説です。
What Your Percentile Ranking Means