まだ GMAT 情報を集め始めたばかりなのですが、「GMAT 完全攻略」(アルク)や Official Guide のような本で GMAT を学ぶのと、授業を受けるのとでは、どのような違いがありますか?
「授業」といっても GMAT クラスには様々なものがありますので、ここでは私の授業に限定して本と比較したいと思います。
本で学習する場合と G-Prep Verbal 対策コース を受講して GMAT / EA の Verbal を学習する場合とでは、下記のような違いがあります。
本と G-Prep 授業との学習効果の違い
情報の深さ、詳しさ、新しさ
問題部分を除くと、本の解法解説部分のページ数は意外に少ないです。限られたページ数では伝えられていない深く詳しい最新の内容を授業ではお伝えしています。
GMAT 試験運営機関である GMAC のスタッフとは定期的に情報交換していますが、その際に得た GMAT / EA に関する最新かつ正確な試験情報をライブの授業でお伝えしているのはもちろん、ビデオ受講の方も常に最新の授業を録画したビデオをご覧いただけます。
問題数
本に収録されている問題数の5倍以上(科目によっては10倍以上)の問題数を授業で扱います。
解法アプローチ伝達の正確さ
問題を解く際の視点の動きや文構造把握の順序など、文章を読むだけでは伝わりにくい具体的な解法プロセスや、効率的に問題を解く際の手順や考えの筋道を授業では画面で見ることによって体感できます。
たとえばスポーツを「本で学ぶ」のと「レッスンを受けたり部活動で習得したりする」場合との違いに似ています。ルール、スキル、体の動かし方などを本で読んだだけでも習得できる方はできてしまいますが、レッスンを受けたり本格的な練習をしたりすることで、さらに高度な技術を習得できるはずです。
授業で実際に講師が問題を解く際の視点の動きや考え方のプロセスを体感することで、一段と洗練された解法と高度な知識を体得することができます。
コミットメントの違い
本を購入した場合と、授業に申し込んだ場合とでは、計画通りに目標達成しようという使命感やモティベーションが大きく異なるものだと思います。
G-Prep「GMAT Verbal 対策コース」では、たとえば下図のような学習記録が自動的に残りますので、計画通りに学習が進んでいるかどうかを確認したり、理解が不十分な項目を重点的に復習することが容易になるように工夫されています。
学習記録や正解率データの管理
G-Prep「GMAT Verbal 対策コース」では、授業中や家庭での学習で問題に回答したすべての記録が自動的にデータベースに残り、以下のような管理表でメモを追加したり並べ替えたりしながら自由に学習記録の管理をすることができます。
さらに、全回答記録の正解率もグラフで確認できますので、補強すべき弱点や伸ばすべき得意分野を一目で確認できます。
講師にメールで質問
G-Prep では、全ての講座の受講生が自由に講師にメールで質問できます。
GMAT / EA 前半の学習法や個々の問題についての疑問点などについてのメールを通常は48時間以内に回答しています。
価格の違い
上記のような学習効果の違いがあるという点で、「GMAT 完全攻略」は ¥4,400、G-Prep「GMAT Verbal 対策コース(ビデオ)」は ¥110,000 といった大きな価格の差があります。
もし MBA 出願までにまだ期間のゆとりがあり、TOEFL / IELTS 試験等のスコアも十分でない間や、初心者としてまずは気軽に GMAT の全体像を掴みたいという場合には、まずは本で一通りの概要を学習しておくということでよいのではないでしょうか。
本気で目標スコアを達成したいという場合は、ぜひ下記の GMAT 対策コース(ライブまたはビデオ)を受講することをお奨めします。
今回は、本よりも授業の方が優る点についてばかり書きましたが、Verbal 対策に関する有益な知識や情報に関しては「本には書いてあるが授業カリキュラムでは扱っていない」というものはありませんので、ご安心ください。
Math の対策については、どうでしょうか?
GMAT Math の対策に関しては Verbal とは事情が大きく異なりますので、後ほど詳しい記事を書きたいと思います。
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