GMAT Online(自宅受験)と会場受験との違い

GMAT 講師の中山です。

今回は、GMAT Online(自宅受験)とセンター試験(会場受験)との違いについて紹介します。

2020年に GMAT Online が始まった当初は、会場試験といくつか大きな違いがありましたが、その後、何度か変更が繰り返されて少しずつ会場試験に近づき、2021年10月20日以降は、下記の違いがあるのみで、ほとんど自宅受験と会場受験との違いはなくなりました。

上記の「違い」の中には、実質的に違いはない点もありますので、注意が必要です。

会場試験のスコア送付の流れ

会場試験はスコアキャンセルが可能で、オンラインでは不可ですが、この点についてオンライン試験が不利ということはありません

会場試験では、試験開始前に5校まで無料でスクールを選択する時間があり、そこで選択したスクールにスコアが送付されることになります。試験当日の受験直後にスコアが画面に表示されますので、そのスコアを送付したくなければ「スコアをキャンセルする」を選び、送付したい場合は「スコアをスクールに送る」を選びます。

「スコアをスクールに送る」を選んだ場合は、5年間データが残り、その後の試験で選択するスクールにも過去の全てのスコアが送付されることになります。

会場受験のスコア送付の流れ
  1. 受験前にスコアを送るスクールを選択
  2. 受験後、スコアを「送る」か「キャンセルする」かを選択
  3. 「送る」を選択した場合は、5年間データに残る
  4. その後の全ての試験でスコア送付するスクールに過去の全てのスコアが送られる

オンライン試験のスコア送付の流れ

オンライン試験では、受験後数日してから正式なスコアレポートがメールで受験者に送られ、受験者はそれを確認してからスコアをスクールに送付するかどうかを決めることができます。つまり、事前にスクールを選択する必要がないため、そもそも「キャンセル」が不要な仕組みになっています

また、過去の全てのスコアが送られるということはなく、その受験回のスコアのみがその回に選んだスクールに送付されます

また、オンライン試験と会場試験ではスコアレポートがそれぞれ独立しているため、オンライン試験のスコアレポートに会場試験のスコアが記載されることはありません

オンライン受験のスコア送付の流れ
  1. 受験の数日後、正式スコアを確認してスコア送付するスクールを選択
  2. その受験回のスコアのみがスクールに送付される

筆記用具の違い

会場試験では、5枚綴り裏表10ページのラミネートされたメモ・ボード(スクラッチボード)と水性ペン2本があらかじめ机の上に置かれています。

水性ペンはこすっても消えにくいインクを使用しているためイレイサーは使用不可で、水性ペンで書いたものを試験中に消すことはできません。(後で会場スタッフが洗剤でインクを落とします)

ペンやメモボードは足りなくなれば挙手して試験官に合図することで、好きなだけもらうことができます。

一方、オンライン試験では、規定サイズ内のホワイトボード、水性ペン、イレイサーを自分で用意して受験します。

ペンを購入する際には、できるだけ先が細いものを選んだほうが試験中の計算には便利だと思います。

Enhanced Score Report (ESR) について

会場試験では、受験後に各セクションのカテゴリーごとの正解率や時間配分等の詳細なデータを分析できる Enhanced Score Report (ESR) を購入することができます。

一方、2022年5月現在、オンライン試験では ESR は入手不可です。

中山
中山

以上、GMAT 会場試験とオンライン試験との違いや共通点の紹介でした。

受験の際には、ぜひ下記の公式ページでもご確認ください。

Exams | mba.com
The GMAT Exam, Executive Assessment, and NMAT by GMAC. Discover the best option for your goals.

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